保護者インタビュー

出会いに感謝

山田月美さん  情報処理科卒業「こんにちは」と手を差し伸べ握手したのが先生と息子の出会いでした。入学式にも出席せず学校も休んでいたので息子の所に先生が訪ねて来てくれました。
「背中を押してあげれる用意はいつでも出来ている。心配しなくていいから・・・」とゆっくり丁寧に力強い言葉で息子に話してくれたのを覚えています。中学校3年生の春に父親を亡くしてから息子と向き合う時間もなく無我夢中の生活を送っていた私にはありがたい言葉でした。先生との約束は期末テストを受けることでした。放課後学校へ行くことからやりましたが、先生と私が話している中でも車の中で携帯電話を見ている息子に情けない想いで・・・どうなってしまうんだろう?と不安な気持ちで辛かったのを覚えています。
私は母親。信じてあげなければ。必ず良くなってくれると願っていました。ある日突然自転車で学校に行くと言った時は驚きました。往復2時間かけて登校したときは本当に嬉しかった。よくやった!何度も褒めてあげました。目標であった期末テストも保健室で受けることができ、お弁当を持って1日の登校もできるようになりました。そして今では電話で友達と笑っている息子です。去年の4月の頃を振り返ると本当に良かったと思っています。
クラスの友人が優しく接してくれたから・・・
先生が生徒ひとりひとりの気持ちに寄り添って息子のことを知っている人に聞いたりして目に見えない地道な努力を重ねてくれたから・・・
息子の心を動かしこのように変われたと思っています。
今、息子も私もクラスの仲間、先生との出会いに心の底から感謝し、このご縁を大切にしていきたいと思っています。
青森山田高校に入学させ本当に良かったと思っています。ありがとうございます。

二人の娘が入学しました

野宮 礼美子さん 3年普通科吹奏楽コース長女は高校3年間、吹奏楽の道を選び、貴重な経験ができました。その中で涙を流すことも少なくありませんでしたが、その涙は無駄ではなく、今後の進学や社会に出るための力にも繋がっていくことと改めて実感しています。
次女も長女と同じ道を希望し、夢を持って青森山田高校へ入学しました。日々過ごす中で、次女の姿や会話から成長を感じ、毎朝、安心して送り出すことができています。
規律や礼儀を重んじる青森山田高校の生徒であることを誇りに、これからも自分の可能性を大きく膨らませ、多くの方に感動を伝えられる音を響かせてほしいです。

学校で習った料理をいつか家庭で味わえる日が楽しみです。

木戸 宏文さん 3年調理科末っ子の息子は、甘えん坊で勉強があまり好きではない子でしたから、高校への進学がとても気掛かりでした。
中学校の先生方から聞いた青森山田高校の評判が高く、また夏に参加した体験入学の際には学校の雰囲気や在校生の挨拶などに感銘を受け、息子と相談して受験することを決めました。
息子は入学後、母校がテレビのニュースなどに出ると、誇らしげな表情をしています。郡部から通っていますが、送迎バスがあるため行きも帰りも助かります。
学校で習った料理を家庭で披露することはまだありませんが、いつか味わえる日を楽しみにしています。本当に入学させて、よかったと思います。